Nanorod Chemistry 異方性ナノ粒子の化学
金ナノロッド
は特異な分光特性を示す材料です。この特性は、棒状のナノ空間に閉じ込められた自由電子が生み出しています。金や銀のナノ粒子の物性は
「形状」に強く依存 します。
カーボンナノチューブ
は半導体や金属の性質をもつ特異なカーボン材料です。この特性は、チューブを形成しているベンゼン環のπ電子の物性に由来します。カーボ
ンナノチューブの 物性はカーボンのチューブが巻かれている状態(カイラリティ)に依存します。
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コロイド界面化学=ナノサイエンス コロイド粒子とは(多くの場合)液中に分散したナノ粒子のことです。10-9 から 10-7 m程度の大きさの小さな粒子が液中に安定に分散している状態です。このサイズの粒子は特異な特性・機能性を有します。たとえば、タンパク質: 酵素の機能は 色々な生命現象のキーマテリアルです。
コロイド粒子を最初に近代化学の研究対象にしたのはマ イケル・ファラデーだと言われてます。金のナノ粒子は最初に発見されたコロイド粒子です。約150年間研究されてきた古い材料で すが、今でもたく さんの未開拓の分野があります。金ナノ粒子の物性開拓・機能化は今でもコロイド界面化学の主たる研究分野の一つです。